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November 17, 2005

しばりょうたろうの『花神』という本をまたぞろよみだしたのには理由というものがあって、というのはなんというかどうもさいきんコトバというものがところどころぬけおちてしまっていて、
「あのほら、銀行でつかう小冊子はどこ?」
「は? 小冊子?」
「うん。ほら、あるだろ、いろいろ金額がかいてあるやつ」
「……貯金通帳のこと?」
「あ、うん。そうともいう」
「……」
だとか
「あ〜ヒマだねえ。こういうときっててもちぶたさだよねえ」
「……」
「なんだ?」
「…あの。それ、ぶさたです」
「なにが?」
「てもちぶさた」
「あ、うん、そうともいう」
だとかいった会話を、つまりもはや「そうともいう」としか返答のしようがない会話をそこらじゅうでくりかえすようになって、どうもこれはおれの記憶のメモリーのハードディスクのなにかともかくそのへんのどこかに欠損がしょうじているのではあるまいかと、そういう懸念がひしひしとしてきたので、じゃあやっぱりドクショだな、ドクショしておぎなっとかなくっちゃなと短絡的にかんがえてブックオフへいって本棚をながめていたらハードカバーの文学全集がよりどりみどり一冊105円でならんでて、どれにしようかなかみさまのいうとおりと順番に指をさしていったら井伏鱒二というところでとまったのでこれをかってきてよんでみたところいきなりサンショウウオの話で、たしかにほんの五分くらいでよみおわったのでそれはたすかったのだがいかんせんなにがいいたいのかサッパリわからない、と、ここまでかいたところでいまだにマルをつけていないような気がするのでこのへんでマルをつけとく。サービス。出血大サービス。。。。。これくらいつけとけばいいだろう。そんで井伏先生はよんでてもなにがうれしいのかちっともわからないのでパスしてさいどブックオフへいって本棚をながめていたらしばりょうたろうの『世に棲む日々』のハードカバーの3巻が105円でうっていたのでかってきてよんだらおもしろかった。しかしこの本は後半の主役の高杉晋作の寿命がおわったところで話もおわってしまうので、しかしまだまだ革命はとちゅうなのでこのさきどうなっていくんだっけかなと、そのさきの話がよみたくなってたしかこのへんがそのつづきなんだよなと図書館でかりてきたのが『花神』でさすがに図書館へいけば全巻そろっていていまその第二巻をよんでいるという、ここにいたるまでにはそれそうおうの壮大な物語というものがあったわけだ。そんで本をよむといろいろとためになるというかかんがえさせられるところがタタあるわけで、おれはなにをかんがえたかというとむかしのひとの名前はいろいろとインパクトがあるものがあるなあとかんがえた。たとえばちょっとまえに桜痴というひとがでてきた。福地桜痴。英語だとouchか。イタイのか。そんでそのちょっとまえには図書というひとがでてきた。みょうじはわすれた。ナントカ図書。なぜ図書。そんなかんじでときどきやぶからぼうに背中からばっさりと斬られるみたいな名前がでてきて、まったくもって江戸時代のひとは油断がならない。そんで、なんでこういう名前がつけられるのだろうかというと、やっぱりじぶんでじぶんに名前をつけられるからではないかと。ちかごろもたしかにけったいな名前というのはそちこちでみかけるようになったがしかし、しょせん親が子供につける名前なので痴の字だとか図書だとかそこまで大胆にふみこんだところまではいけない。けっきょく親子といえども他人であるわけで、いかに親が「これがいい」としんじこんでいようともそのセンスが子供に100パーセントうけいれられるとはかぎらないというか、まずそういう幸福な偶然はおこらないのであって、へたすると「なんでこんなヘンテコな名前にしたんだ」と子供にうらまれることもよくある話だというのは親だってじゅうじゅう承知なので、風変わりな個性的な名前をつけようとおもってもどこかで手加減というか妥協というか、まあこのへんまでなら許してくれるだろうみたいな常識のブレーキがかかってしまうので、江戸時代のひとみたいな「なんでその名前?」とあっけにとられるような文字列はでてこない。やっぱりこれは自分で自分に名前をつけるからで、子供のころは親がつけてくれた名前ですごすとして、それに飽きたらこんどは自分で自分につけるので、そしたらもうなんでもありになる。すべては自己責任なのでもう、世間のみなさまのドギモを抜くような名前はもちろん、画数が多い字をならべてあとでヒーヒーいって「わたしが悪うございました」としぬほど後悔したりとか、ぜったいにだれにも読めないような字をもちだしてきて周囲のひとをたばかってみたりとか、もうなんでもありのすべては自己責任でやりたい放題となる。そんな百花繚乱くるいざきの珍名江戸時代のなかでおれが気にいってるのはなんといってもやはり芹沢鴨さんです。鴨。つけられないよこれは。さすがに親が子に鴨という名前はなかなかつけられない。ていうかじぶんでじぶんに鴨という名前もなかなかつけられない。なんで鴨? そのへんの命名の由来というか事情というものをしらないのでどうしても純粋に疑問というものがしょうじてしまうんですが、なんで鴨にしたんですか? だって、鴨だよ? 鴨。ぜんぜんわからない。もしかしたら相手を油断させようとでもしたんだろうか。芹沢鴨というのはもちろん、新選組のひとなわけですが、こう、相手と刀を抜き合っておたがい構えつつ
「なにやつだ。名を名乗れ」
「芹沢鴨ともうす」
「…は?」
「芹沢鴨」
「…カモ?」
「さよう。カモ」
「失礼ながらそれはいかなる字をかくのか」
「甲府の甲にトリで鴨」
「え。それはつまり、あのトリの鴨? 鴨ナベとか鴨ネギとかのあの鴨?」
「さよう。その鴨」
「さようその鴨って…あの鴨なの? か、鴨って、う、うぷぷぷ、うひゃひゃひゃははあびらどばぶしゅううう」
とつまり、相手をわらわせて油断させといて「びらどばぶしゅううう」のところで鴨は相手を叩っ斬ってるわけですが、そういう実戦的な深謀遠慮をうちにひめつつ普段の生活はたとえ笑い者になってしまうのはしかたのないこととしてあまんじてたえしのびつつ、しかしこれがひとたび戦いの場になれば最強の武器になるのだという、そこまでかんがえぬいた鴨なのでしょうか。んなわきゃねえよな。でも、じゃあなんで鴨なんだろう。謎。芹沢鴨。茨城出身。

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Comments

メールアドレスがよくわかんなかったのでここに書きますが、柏レイソルが入れ替え戦参入となったら、柏のホームゲームに行きませんか?チケを取れたらだけど。相手は仙台か、あの甲の字。

Posted by: Q | November 28, 2005 02:57 PM

おおっ。そうなったときはぜひご一緒しましょう。もしそうなったら、相手は甲だったらいいな〜。感激だな〜。

Posted by: ぽいう | November 28, 2005 08:58 PM

甲になたよ。

Posted by: おおくぼ | December 03, 2005 04:05 PM

お〜う。ほんとになっちゃいましたね。甲対ブリーフ隊。いつかほんとにそんな日がくるんだろうかとおもってたら、ほんとにそんな日にリーチをかけてしまいましたね甲。すごいぞ甲。いったいきみになにがあったのだ。

●んなわけでチケットかいます。あしたから発売みたいです。かえるのかな。柏のひとたち大挙しておしよせそうなので、かえるかはわからないけど努力します。中央の席でいいんだよね?
●おおくぼさんもいきますか?

Posted by: ぽいう | December 04, 2005 12:24 PM

すみません。私とカノのチケット2枚お願いしてもいいですか?席はごいっしょできるならどこでもいいです。
こちらも努力しますが、月曜会議で10時は無理なのです。なんで平日に発売開始なんだよ~。くそ~。

Posted by: Q | December 05, 2005 05:56 AM

討ち死に。すみません。開始5分で売り切れたそうです。

Posted by: Q | December 05, 2005 06:59 PM

ごめんなさい。我が軍も努力しましたがダメでした。努力といっても5分間だけですが。おっしゃるとおり、5分で完売してました。やはり、物見遊山ていどの動機ではヒキ弱ですね。
でもまあ、柏サポーターや甲サポーターをさしおいて自分のような野次馬が観戦するのも申し訳ない気もして、これでよかったのかなあという気もちょっとします。
ともかく今回は残念でした。またの機会におねがいします。

Posted by: ぽいう | December 05, 2005 07:40 PM

2chの甲スレによれば、日曜に売り出されてた粕の後援会優先分のチケが、ふつ~に一般のヒトでも買えてたらしいですぜ、ローソンとかファミマで。< なんか手違いがあったらしい
昨日、水曜開催の甲ホームのクラサポ優先売りのチケを店頭に買いに行ったんですが、一時間半も並んでしまったですよ。10時にチケぴへいったらすでに100人ぐらい集まっていて、かつてこんなにヒトが集まったことがない売り場のオバちゃんがテンパってますた。わたくし正直、甲のゲームをなめてました。

Posted by: おおくぼ | December 05, 2005 08:32 PM

残念。インターネットライブで楽しむことにします。
まあ、ぽいうさんのおっしゃるとおり、不純な動機ではダメですな。
では、またご一緒しましょう。

Posted by: Q | December 06, 2005 06:50 PM

すいません、そんなこといったらわたくしたぶん、おおくぼさんの100倍くらい甲の試合をなめてるとおもいます。つうか甲ホームの試合はまだ券がのこってますが、だいじょうぶですか? ちゃんとスタジアム全部埋まるんですか?
2chの柏スレをみてたら甲サポらしきひとが「この季節の甲府は寒いですので柏のみなさん防寒してきてくださいね」と気配りのかきこみしていてえらいなあとおもいました。でも柏のひとは「でもオレたち裸だから防寒のしようがないっす」とかこたえててわらった。
なんかきょうは興味をもってしまったのでJ2とかJFLとかの戦績をみてたんだけど、JFLって大学チームがまざってるんですね。流通経済大学。なんとこりゃすぐそこのあの大学じゃんか。おどろいたよ。しかしなんでこういうところに学生チームがいるんだろ、サッカーってこういうのがよくわからん。これ、もしも優勝してしまったら来年はJ2でやることになるのだろうか。

Posted by: くりた | December 06, 2005 09:08 PM

○埋まらないっしょ、流石に。NHKローカルで生中継もあるし。そんなことでいいのか、と問われても困るんですが。

○JFL→J2はチームにその気がなければ昇格はありません。その気があっても昇格要件を満たさなければあがれません。大学のチームにはその気もないだろうし条件を満たすはずもないので、そんなことは心配無用でありんす。

Posted by: おおくぼ | December 06, 2005 10:10 PM

すると、学生チームでもその気があって条件をみたせばJ2にいけるんですね。ねらえばいいのになあ流大。おれが流大の支配者だったらぜったいねらわせるんだけどなあ。ブラジルから100人くらい留学生つれてきちゃうんだけどなあ。でも条件をみたすのがたいへんなのか。

Posted by: くりた | December 06, 2005 11:41 PM

そういや奥さんの故郷のチーム、愛媛FCがJ2に上がりましたね。
http://www.ehimefc.com/pc/

Posted by: Q | December 07, 2005 03:26 PM

停電したらしいですね。たのしいなあ。みにいけばよかったかな。

Posted by: ぽいう | December 07, 2005 09:52 PM

2-1で甲がリードしてのロスタイムが4分、『やべ~な、このまま逃げ切れるかな』と思いつつ1分ぐらい経過して、粕が甲のゴール前に攻め込んだところで、突然真っ暗。笑うしかなかったっす。正直、あの停電は甲としては助かったと思います。残り3分ぐらいをみるために降り出した雨の中待つこと30分、寒かった~。そうはいってもあそこまでいったら結末まで見ずには帰れないし~。このあと甲が昇格できるかどうかはともかくとして、記憶に残る一戦になったのは確か。

Posted by: おおくぼ | December 07, 2005 11:11 PM

ところでブラジルから100人つれてきても、3人しか登録できないんジャマイカ。

Posted by: おおくぼ | December 07, 2005 11:12 PM

12人目の選手、照明というわけですか。は〜。あるいみ最強ですね。冗談はさておいて、きょうも逆転だったそうで、すごいじゃないですか。最終戦、勝たなきゃだめな試合で、しかも相手はいちども勝ってない京都で、それを逆転勝ちしたそうじゃないですか。完全に流れにのってます。これはいよいよみえてきましたね。

3人しか登録できんのか。せこいぞ川ブチ。いいです、みんなキカさせます。

Posted by: ぽいう | December 07, 2005 11:35 PM

まだ半分おわただけです。

Posted by: おおくぼ | December 08, 2005 09:23 PM

昇格けて~~~いっ

Posted by: おおくぼ | December 10, 2005 04:56 PM

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