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October 26, 2005

キューピッズデッド

●冷蔵庫のなかにはにらとぶたの挽肉といいかげんつかっちゃったほうがいい白菜とキャベツ。さあ餃子をつくれといわんばかりの状況で、きょうこそは餃子の皮をかってきて餃子をつくることにする。ひとには二種類ある。餃子にキャベツをつかうひとと、白菜をつかうひとの二種類だ。おれはどちらの側のにんげんかというと、べつにどっちでもよかったりする。なんだ二種類じゃないじゃないか、どっちでもいいひともいるんじゃないか。いやまあそういわれてみるとそうなんだけど、とにかく餃子にはキャベツ派というのと白菜派というのがある。あと白樺派というのもきいたことがある。これはなんだろう。まさか餃子に白樺をいれたりするはずはないとおもうけど、じゃあなんなんだ? なにが白樺? しりませんが、へんなところにこだわっていてもいつまでたっても餃子は焼けないのでとっとと野菜を刻む。きょうは白菜を使用。なんでかというと、きのうのスープがのこっていて一緒にたべるのだが、ここにキャベツがはいっているからである。おんなじものがいろんな皿にはいっているのってあまりたのしくないかんじがする。いぜんしりあいと中華料理屋にいって、そのときしりあいはおなかがすいていたらしく、中華丼とかた焼きそばを注文した。ところが料理がでてきてたべはじめて、中華丼も焼きそばもうえにのっかってるあんがおんなじなことに気がついてものすごく後悔していた。たしかにかわいそうだった。これは極端な例だけども、まあなるたけいろんなものをたべたいというきもちはおおいにあるので餃子は白菜にする。しかしおなかがすいているときに餃子をつくるのってけっこうしんどい。餃子って、料理というより作業というべき過程がとちゅうにあって、つまりタネを皮でくるむところだけど、おなかがすいているときにやるとけっこう目がまわる。とちゅうで失神しそうだった。
●ともかく焼けました。ごはんもたけました。
10250002ごめん。写真だとなんだかぜんぜんよくわからない。いちおう左上のカタマリが餃子です。ハシでつまめばひとつずつ分離します。かなりおおめですが、なんとこれを30分以内で完食するとタダ。いやもちろんそんな話はないです。いっぺんにたべきるのは無理なのはわかっていたがめんどうくさいのでいっきにぜんぶ焼いてしまった。スープはきのうのコンソメなのだが、よくみたらほとんど具がのこってなかった。キャベツのきれはしがちょっと浮いてるくらいで、こないだ「チャーリーとチョコレート工場」をみたらチャーリーのおかあさんがいつもキャベツでスープをつくっていて、しかもそのキャベツがちょっとしかはいってないというのをおもいだしました。
●夜は映画をみにいった。さいきん映画館へいくと映画がはじまるまえに「海賊版撲滅キャンペーン」ていうのをみせられて、なんか不愉快である。さいしょみたときは「なんだこりゃ」くらいにしかおもわなかったけど、毎回毎回みせられるとしまいにゃうんざりする。わざわざ料金はらって映画館までご足労してみにきたのになんでこんな嫌がらせみたいなキャンペーンフィルムをみせられなくちゃならないんだ。みせる相手がちがうだろ、といきどおっていつも映画をみるまえにテンションが10%くらいさがってしまう。なんとかならんのか。
●とくにみたい映画があるわけでもなく、てきとうにえらんで「蝋人形の館」というのをみることにする。さいしょけっこう退屈で、餃子をたべすぎたのと10時からの回だというのとあいまってうとうとしかける。でもわざわざ劇場でやるくらいなんだからそのうちおもしろくなるのかなとがんばってみているとほんとにおもしろくなった。おもしろいどころじゃない。なかなかこうまでみごとにクライマックスに突入できるものじゃない。吉宗で一撃6000枚をやってるみたいだ。さいごはもう画面にむかって「万歳」したくなるくらいだった。クラシックのコンサートとかで素晴らしい演奏をきいた観客がさいごに感極まってブラボーとさけんでたちあがったりしますが、そんな気ぶんになりました。いっちゃわるいけどこれ、三流くらいで落ち着くはずだった映画だとおもう。たぶん。タイトルも、いっちゃわるいけど「蝋人形の館」で、かなりうさんくさいし、こっちもぜんぜん期待しないでみはじめて、あんのじょうでだしが「こんなもんだよね」くらいのかんじで、なのになんでさいごはこんなにうまくいっちゃったんだろう。なぞだ。ともかくきょうはこころから満足した。映画がみんなこれくらいおもしろかったら料金がいまの三倍くらいでもぜんぜんかまわない。
●きのううだうだとネットをしていたらだれかがエクストリームの「キューピッズデッド」のギターのパートをコピーしてアップロードしてるのを発見した。どういう目的なのかはわからない。こまぎれに、16小節くらいずつにわけていくつものファイルに分割してあげている。しかもそれががんばっているのだけどいまひとつテクニック的においついていなくて、微妙にまにあわなかったりとか、きれがわるかったりとかで、それでもしゃにむにがんばっているのがひしひしとつたわってくる熱演で、きいてて爆笑してしまった。

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