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July 28, 2005

ファッションバトン

●しっかし暑い。それにしてもこれはいったい、と愕然としてしまう暑さである。冷房のきいている屋内にいて、いっぽそとにでると「え?」とまわりをきょろきょろみまわしてしまうくらいに暑い。こんなことをいってはいけないのはよくわかっている。おれだっていいたくはない。でも、いわずにはおれない。暑い。なんだってこんなに暑いのか。天はおれになにをさせようというのか、とききたくなるくらいに暑い。とかなんとか暑がっていたら、また下条さんからバトンというのがまわってきた。下条さん、この暑いなかいつも気にかけていただいてありがとうございます。お世話になっております。
●しかしこのバトンというのも、よくわからない種類の娯楽だとおもっていたのだが、今回はいよいよもってわけがわからない。わからないというかなんというか、だってなにしろテーマがファッションなんだそうである。ファッションバトンなんだそうである。いやそういうバトンがあってもそれはそれでもちろんかまわない。おおいにけっこう、ぞんぶんにバトってくれたまえ、である。でもなんでファッションのバトンがおれのところに、しかも下条さんからまわってくるんだろう。さらにもとをたどると、徳田雨窓さんからきたとのことで、もしかしたらわれわれは、なにかおおきな間違いをおかしているのではないか、とちょっぴり疑心暗鬼にさせられてしまうような事態である。このバトンは本来、もっとちがう方面にまわるべきものではなかったのか? もっとふさわしいひとに役立ててもらうべきではなかったのか? なんていうか、まちがって超高級キャビアーを送られてしまい、おそるおそるくちにして「イクラのほうがうまいな」などと筋違いの感想をのべるうちの両親みたいな、なにかがまちがっているのではないかと、そんな確信にとらわれてしまうファッションバトン。とにかくまわってきちゃったいじょうはおれも覚悟をきめて、今回も誠心誠意回答させていただきます。
●ぜんぜん関係ないんだけどクルマがこわれてしまい、修理にだしたら代車に左ハンドルのクルマがきて、それを運転したらどうも感覚がおかしい。みぎとひだりが逆になって、なんだか目がまわる。キーボードをたたいているととくに違和感がある。クルマの運転とパソコンの操作なんてぜんぜん関係なさそうだけど、でもたぶんこの違和感は左ハンドルのクルマを運転したせいだとおもう。う〜。きもちわるいよ〜。という話はあまりにも関係ないですね。すいません。とっととバントします。無死一塁。ちがう。バトンだ。
●洋服所要量:15キロくらい。てきとうですけど。
●普段の服装・好きな服装:家では全裸です。いやでもこれはファッションというのともちがうのかもしれない。やむにやまれずというか、背にハラはかえられずというか、ようするに暑いからです。ファッションというからにはなにかこう、オノレをカッコよくみせたいとか、あわよくばメスを発情させたいとか、そういう思惑があってしかるべきだとおもうのですが、わたしの全裸にはそういった軟弱な下心はいっさいありません。ただひたすらに暑いから、それのみです。暑くて服なんかきてられっかと、それのみです。はじめはヨメもびっくりして「なんですぐハダカになるのか、なにかフクをきろ」としつこくいわれましたが、無視していたらそのうちあまりいわれなくなりました。あきらめてくれたみたいでよかっです。これがわたしの省エネルックです。さいきんの言葉だと、クールビズというやつですね。ひそかにおれのクールビズスタイルは究極であると自負しています。それともこれ以上の省エネ、これ以上のクールがありますか? あるのなら教えていただきたい。きっとないはずだとおもう。究極です。
●好きな服装については、なんだろう。ひそかにアロハずきです。一年じゅうきていたいとおもう。趣味は悪いらしいです。そういわれることはおおい。でももちろん、おれはそうはおもっていません。たいていの趣味ワルのひとはじぶんが趣味ワルだと自覚してはいないんじゃないかな。よくわからないですけど。みんな「おれってけっこうセンスある」とおもっているんじゃないでしょうか。ただそれが世間のひとの評価と合致するかどうかというのがむずかしいところだとおもいます。ファッションセンス的なことについてのべると、どうしてもやっぱり上野的な呪縛からはのがれられない常磐線沿線住民であるという気はします。ターミナルの駅がどこか、というのはやっぱりあるとおもう。おれにとってそれは上野なので、なにをどう着飾ってもどことなくそこはかとなく「ノガミのケンさん」的な香りがただよってしまうのではないかと。そんな気がします。
●すきな服というとひとつ、なぜだかよくおぼえているのがあって、子供のころ、六歳くらいのころにもっていたシャツなんだけど、てんとうむしの柄のアロハシャツみたいなシャツで、それがものすごくすきでした。そのシャツのことをかんがえただけでうれしくなってしまうようなシャツだった。夢にでてくるくらいにすきだった。でもやがて成長して、そのシャツはきられなくなってしまい、とても残念だった。いまおもうとどうってことのないシャツだったんだけど、あのきもちはなんだったんだろう。あれほどすきなフクというのはその後であっていないです。
●好きなブランド:ありません。どうでもいいですがきのう地元のおまつりみたいなのの見物にいったら、ハッピをきた男衆の行列があって、そのなかにヴィトンのポーチをぶらさげたひとがいて、いなかなんだなあとひしひしとおもいました。祭りの装束でヴィトンをぶらさげるというのはたまらないものがある。いっそヴィトンのハッピでもきればいいのに。
●今欲しぃ服:ありません。
●バトンを回す人:まわしません。いきどまり。

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